スタート

こんばんは、数学課主任の徳野です。
僕個人としては、はじめて更新させてもらうこととなりました。以後お見知りおきを。

夏休みが終わり9月に入り、相変わらずの暑さの中にも秋らしさを感じる場面があります。そんな中、2学期がスタートしました。僕は秋という季節も、春と同じく「スタート」の季節だと考えています。
1年前のこの季節に、建文塾は「スタート」しました。そして今年の秋は、大阪校が場所を新たにし、「スタート」しようとしています。


そこで今日は、「スタート」をお題に少し書かせてもらおうと思います。
僕は今日、自分にとって未知なものに取り組む、つまり「スタート」したことが二つありました。
一つは中国将棋です。日本の将棋と違い、駒が少なく動きにかなり制限があります。また、チェスのようにとった駒は使えません。実際にやってみるのですが、これが中々難しい。ゲームとしての難しさ以上に、はじめてという難しさを感じました。
というのも、駒の動かし方を間違う。頭では分かっていてもゲームの中だと間違うのです。指摘されて、自分でも驚くくらいでした。
全く自分の思うような戦いはできませんでしたが、とても楽しかった。正しく駒を動かせるようになるだけで嬉しくなるのです。
もう一つは習字です。生徒の一人が習字の勉強をしていたので、僕もやってみました。教本を見るなどしてちゃんと習字に取り組むなんて小学校以来だったので、思い出すことや新しい発見が多くありました。
教本を見て気づくこと、ひとに言われて気づくこと、練習するうちにわかってくること、自分なりに少しコツをつかんだ気がしました。今後も練習をたまにはしていきたいと思っています。


今日の二つの「スタート」に共通して感じたことが、まず、とっかかりの困難が数多く、その上思いもよらないものもあるということ。そして、何より楽しいということ。
何か新しいことを「スタート」させることに抵抗を感じる人は少なくないでしょう。確かに、今までに経験がないことを考えたりやってみたりすることは、難しいし時間がかかります。これは面倒くさいことだし、楽しくないかもしれない。
しかし、スタートしてしばらくは、すぐに成長できます。ルール通りに駒を動かすだけ、筆でまっすぐに線をひくだけ、こんなことができるようになるだけで、すごく成長した気がします。そんなことで嬉しくなれるのです。
普段から取り組んでいることの中に、喜びや楽しさを感じることはあまりないのではないでしょうか。慣れているし、大体が予想通りだからです。
その反面、未知なものに取り組むことは、上手くいかないことも多いですが楽しいと感じることも多いと思います。


どんなことも、自分が向いてなさそうなことも、とりあえず「スタート」してみるのをオススメします。
続けるうちにどんどん面白くなって、自信が持てるものになればとても良いですね。「スタート」してみた甲斐があったというものです。
面白くなくなればやめてしまえばいいと思います。すぐに成長できるはじめだけ楽しむのも良しです。
みなさんの「スタート」報告お待ちしております。

 

最後にお知らせです。

今月から各講師がそれぞれの担当の曜日にブログを更新していくことになりました。

2~3日に1回は更新されるようになると思いますので、お楽しみに。

 

金曜日担当 徳野