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秋の読書月間④ 台風接近中

溝口侑

台風18号が近づいているということで災害にお気をつけください。

 

最近のテーマはIT機器の活用です。自宅のメインノートPCと持ち歩きPC,以前使用していたノートPC初代surface(10インチタブレット),Galaxyタブレット(7インチタブレット),それからスマホといろいろありすぎて・・・。定期的に使い方を考えるのですが結局上手くいかないんですよね。

 

さてさて小説僕ばっかり書いている気がしますが,そろそろ話しを進めましょう,

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【第4回】

再び目が覚めるとあたりはもう暗くなっていた。ふと壁に掛けてあるカレンダーが目に入った。1ヶ月後の日曜日に結婚式とある。大学の同級生の結婚式だ。結婚の報告を聞いた時は心から祝福したい気分だったが,いまの和聖には他人を思いやる余裕はなかった。

とりあえず遅めの夕食を買いにコンビニに出掛けることにした。幸い雪は止んでいた。白銀の世界を歩きながら和聖は今日のことを考えていた。あの谷村という女性は何者なんだろうか,なぜ父は今頃連絡してきたのか,いやそもそもどうやって俺の連絡先を手に入れたのだろうか,そして彼女はどこに行ってしまったのか。コンビニから帰ってきても,もやもやしていた。和聖はふと思った,母さんなら何か知っているかもしれない。

 

そうだ,京都行こう。

 

妹と暮らす母の許に訪ねることを決めた和聖は急いで支度を始めた。

 

 

翌朝,始発で京都駅に着くとすぐに妹へ電話をした。母も一緒に家に居るということだったのでタクシーで急いだ。

 

「お兄ちゃん,急にどうしたの。」家に入ると妹が声をかけてきた。「急に帰ってくるなんて。」

「母さんに急いで聞きたいことがあって。母さんは。どこ。」

「部屋に居るわよ。」

「ありがとう。」

 

「母さん,ただいま。元気かい。」

「おや,和聖。あんたが帰ってくるなんて珍しいわね。どうしたの。結婚式で帰ってくるのは1ヶ月後じゃなかったかしら。」

「それはそれだよ。今日はどうしても母さんに直接聞きたいことがあってね。母さん,谷村さんという女性に心当たりはないかい。」

「あら・・・,誰かしら。あなたの学校の時の先生だったかしら。誰なの,その谷村さんって。」

「そっか,知らないならいいや。たぶん間違い電話だったんだよ。ごめんね,急に朝早く訪ねてきて。ちょっと友達のところ行ってくるよ。結婚式の2次会の打ち合わせに。」

「まぁもう帰るの。もう少しゆっくりしていけば良いのに。朝ご飯だって食べてないでしょ。」

「いや良いよ。サンダーバードの中でサンドイッチを食べたし。じゃあ,またね。」

 

「え,お兄ちゃんもう帰るの。いったい何しに来たの。」

「そうだ,最近知らない人が母さんを訪ねてこなかったか。」

「いや,私は知らないけど。でも最近友達と旅行に行ってたから,しばらく母さん一人だったの。その間に来てたらわからないわ。」

「そうか,まあいいや。これから友達と会う約束をしてるんだ。またな。もし知らない人が母さんを訪ねて来たり,電話を掛けてきたら教えてくれよ。頼んだよ。」

 

友達との約束などなかったが一人になって考えたかった。さっき母さんは知らないと言ったが,一瞬顔がこわばったようにも見えた。どういうことだろう。谷村という女性を母さんは知っているのか。

【つづく】

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 衝撃の展開ですね。

和聖が京都に来ました。京都はそろそろ紅葉の季節です。

ちなみに彼が住んでいる町は分かりましたか?途中出てきた電車がヒントです。そういえばあの町の京都と呼ばれていますね。