名探偵カマキリと五つの怪事件
こんばんは!山田です。
タイトルは小学生の時、夏休みに通っていた塾の先生から読むように言われて、読んだ本の名前です。内容は忘れてしまいましたが、読んだことを思いだすとなんだかノスタルジックな気分になります。この本を読んだことは、夏休みと言われて浮かんでくる情景の一つです。建文塾でも小学生たちに様々な文章を読ませています。小さい時に本を読んだ経験は、本人の血となり肉となり、将来の大きな助けになることでしょう。
生徒諸君。どんな本でも構いません。一か月に最低一冊。がんばってみてはいかかでしょうか。
さて、昨日今日、私と溝口先生が少年時代に思い出をたくさん作った、祖父の持つ岐阜の田舎の家で研修旅行をしてきました。家は川沿いの道を上流にずっとのぼっていったところにあります。道中にいくつかあったキャンプ場では、夏休みの最終日曜ということもあり、多くの家族や若者達(本当に!)がいました。そんな光景を見て、岐阜で育った私はとても嬉しくなりました。岐阜、いいところですよ。
家から見た庭
庭から見た家
前の写真の手前の水場にはイモリが5匹ほど元気に動き回っていました。
家から徒歩20秒の景色。
大阪生まれの徳徳(徳野徳山)コンビは川がお気に召した様子。
どうでしょう。なかなか風情がありませんか。
細田守「サマーウォーズ」、スピッツ「田舎の生活」、ゲーム「ぼくの夏休み」などを彷彿させる世界観です。「田舎」の情景と言えば、ミレーの「晩鐘」や「落穂拾い」などの絵画が浮かんできますが、山と清流のつくるこれらの景色は日本的ですね。景色は違えど和洋の「田舎」で共通する部分があるとも思いますが。
そうした自然の中で一泊二日の時間を過ごし、リフレッシュできました。
シオカラトンボを素手でつかまえることが夢中になるほど楽しかったです。何度も逃げられましたが、その度に同じ場所に戻ってきた彼を捕まえたのは15回目くらいでしょうか。
参加メンバーは関、溝口、徳野、徳山、私の5人です。
行程を簡単に書きましょう。
朝、玉造校の前で集合し、徳山先生の運転で田舎の家へ(余談ですが溝口先生は集合時間に大幅に遅刻してきました。笑 その理由はなんと!パソコンで作業をするのに没頭していて気づいたら集合時間だった、とのこと。生徒諸君、2つの意味で教師にしてください)。
到着後、BBQ、温泉、BBQと遊びを満喫していると、気づけば21時半!
まずい、まずいぞ、まだ仕事をしていない!
そしてあわててやったことがご存じ、、、
昨晩の5人同時ボケです。笑 ボケの発想がかぶった二人が翌朝の朝食の準備というルールでやっていました。審議の結果、溝口先生と徳野先生が担当になりました。
そうして、ようやく塾の今後についてのミーティングを開催した次第です。
スイッチを切り替え、三時間弱にわたって真面目に話し合いました。京都校、玉造校、両校を発展させるための具体的な方策について、喧々諤々の議論をし、いくつかの決定を生みました。
その後は直ちに就寝。みなさん疲れをためていますゆえ。
翌朝、溝口先生が奮闘して(夜間に炭が水分を吸っていたため)作った火を頼りに、再度BBQ。その後、来た時よりもきれいにを心掛け、片付けをしました。
大切に管理している家を使わせてくれたじぃちゃん。私達が泊まる準備をしてくれていたことはもちろん、なにかと気にかけてくれました。その気にかけ具合は少々子供扱いされていると感じるほど。笑
帰り道、喫茶店に寄り、残った作業を素早く終えた後、京都へ帰り夕食(びっくりドンキー!肉ばっか!)。順次解散という流れでした。
私は徳野先生、徳山先生とは塾の授業の合間や終わった後に、一緒にご飯を食べるくらいでした。この研修旅行では、徳野先生が「料理長」とからかわれるほど料理が得意でめちゃくちゃうまいパエリアを作ってみせたことや、徳山先生が「徳山劇場」と言わんばかりに面白い話を怒涛に連発することなど、二人の新しい一面を見ることができました。
車の中でも話が絶えることはなかったです。おかげさまで有意義な二日間になりました。
明日からまた、塾の運営を講師一同心をこめてやらせていただく所存ですので、どうぞよろしくお願いします。
優秀な先生が揃っている本塾ですが、先生は他の先生の紹介で先生になった人たちばかりです。いろいろな縁によって集まった先生たちの、紹介した、されたの関係をまとめた相関図をつくりましたので、ぜひご覧ください。
大学がいかに人と人との出会いに満ちているかが分かる図ですね。
生徒諸君、人との出会いを大切に!
では。
Oh、、、写真でボケてのお題出すのを忘れていました。乾先生、お手隙の際によろしくお願いします。