秋の読書月間① 小説を書いてみた

どうもこんばんは,溝口です。

昨日は大いに盛り上がり気づけば寝入っていました。

さてさて徳野先生が宣言した通り今月は講師陣で小説を書いていこうという試みをしたいと思います。突飛なことを思いついたと思われるかもしれませんが,ブログの読者数獲得のためにいろいろやっていこう作戦の一環です。笑

方向性はどうなるかわかりませんし,だれもどうなるか知りませんが,僕は個人的にミステリーが一番好きなので,2時間ドラマっぽく始めたいと思います。

では,稚拙な文章で読みにくいかもしれませんが,おつきあいください。

 

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【第1回】

少し暖かくなり始めた3月の下旬,赤木和聖(かずひと)は初めて飛行機に乗った。

 

 

2週間前,見たことのない番号から電話がかかってきた。和聖は少しためらったが,取引先の誰かからだったら困るなと思い,通話ボタンを押した。
「もしもし。」
知らない女性の声だった。
「赤木和聖さんのお電話でしょうか。」
「はい,そうですが・・・。すみません,番号を登録していなかったようで。どちら様でしょうか。」
「あ,あの,わたしは,谷村と申します。」
「はぁ。」やはり心当たりがない。なにかのセールスかと思い,切ろうかと思っていると,
「赤木さんのお父様のことで連絡させていただきました。」
「えっと,用件がよくわからないのですが。人違いではないでしょうか。申し訳ありませんが,急いでいるので失礼いたします。」
「あ,ちょっと待ってください。いま切られてしまっては困ります。あなたのお父様桜木和真さまに頼まれまして,あなたを探していました。電話では長くなりますので,是非一度お会いしてお話をさせていただきたいのですが。」
そうだ,奴はそんな名前だった。桜木和真という名前を聞いたのは実に20年ぶりだったが,俺と母さんを捨てて出て行った父親の名前を思い出すのに時間はかからなかった。
「それで要件と言うのは。僕もそれなりに忙しいので出来れば,このまま話してもらえますか。」
「いえ。それは長くなりますので,一度お会いできませんか。」
この女性はどうしても会って話したいらしい。結局この電話では何も聞けず,次の日曜日に隣町の有名なカフェで待ち合わせをすることにした。

【つづく】

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初回はここらへんで失礼します。これは大変なことを思いついてしまった。無事完結することを祈っておきましょう。

 

 

さてさて,遅くなりましたが,本日大阪天六校から玉造校に移転しました。心機一転頑張っていきたいと思います。報告によると今週中には内装も完成するらしいので,報告を楽しみにしたいと思います。