君の中に咲くLove

明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願い申し上げます。

挨拶が遅くなりました、徳野です。

僕の今年の抱負は「時間を無駄にしない、思いついたことはすべてやる」の2本立てでいきます。なのに今年もすでに1週間が過ぎようとしている現実、、、年末後悔しないように計画を立てて頑張りたいと思います。

 

突然ですが、「割愛」という熟語の由来はご存知ですか?

昨年、生徒の一人が「さくらぶ」と読むのでコブクロかっ!と突っ込んでからお気に入りのワードですが、その由来を調べてみると予想外のものでした。

意味は、「惜しいと思うものを、思い切って捨てたり手放したりすること。(デジタル大辞泉より)」であり、「省略」に仕方がなくというニュアンスが加わったものです。ここまではイメージ通りですね。

由来をお教えする前に、一つ大きなヒントを出したいと思います。僕も知らなかったのですが、「割愛」は元々養蚕用語だったそうです。蚕の生態を思い浮かべると、なるほどと見当がついた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

早速正解に参りたいと思います。蚕の交尾は雄と雌が結びつくと、1日経っても離れないことがあるそうです。愛し合うのはすばらしいことですが、それが卵を産む前に弱ってしまうほどとなると、繭から生糸をいただきたい人間サイドは困ります。そのため、結びついた雄と雌を無理やり引き離すことを「割愛」と養蚕業界では呼んでいたということです。おもしろい!

 

ここで、センター試験を控えた受験生の諸君に僕からも一つアドバイスです。

例えば、化学や世界史のような暗記科目で急に自信がなくなったり、ど忘れしてしまうこと。あるいは、国語の選択問題、最も適した要約を選ぶが、絞った2択を選びきれない。なんてことは今まで何度も経験したことがあると思います。

それがセンター試験本番で起こるとかなり焦り、平常心を失ってしまうかもしれません。1番してはいけないことは、その問題で考え込んでしまい時間を浪費してしまうこと。そんなときはとりあえず割愛!次の問題に取り掛かりましょう。時間が余れば戻ってもう一度考えてみる、案外解けたりします。

こんなこと分かってるわ!お前「割愛」使いたいだけやろ!ふざけんな!と怒らせてしまったかもしれません。しかし、僕は時間配分が最も大事だと考えているからなのです。本番では、いつも以上の結果を出すことより、いつも通りに問題をこなすことが重要。練習では、何分経過時点でどこまで解き進めるのかをしっかりシュミレーションしておいてください。

 

最後に、あと1週間気を抜かずに頑張りましょう。また、本番では「割愛」もありだということを忘れずに。困ったときは、自分の中にある多くの人からの愛情を思えば、冷静になれると思います。

それではまた。